うーん天の川銀河のあの美しい写真を是非とも自分で撮影してみたい。
でも山の上とか嫌です(さむい)千葉から出たくないです(メンドクサイ)もっと気楽に、簡単に撮れないものだろうか?
そんな野望を持って前回「一眼レフで天の川を撮りたい!美しい星空を写すベストタイミングは?」なんて記事を超真剣に調べながら書いたんです。
そんで当初4月はさすがに無理だろうと思っていたんですが、意外にも仕事が片付いたのでベストなタイミングの次の日でもある金曜(4月8日)の夜から天の川撮影へ行ってみました。
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天の川を撮影するための作戦は全てOKだったが雲が多くて撮影出来なかった完敗です
4月の天の川撮影ベストタイミング
日時 | 月の出 | 月の入 | 撮影時間 | 予想方角 |
4月7日 木曜 | 05:07 | 17:50 | 23:40-翌5:00 | 南東 |
4月8日 金曜 | 05:49 | 19:01 | 23:30-翌4:00 | 南東 |
と言うことで、8日の金曜であれば23時過ぎから天の川は見える予定である。
実際には19時ぐらいから見えるみたいなんですけどね(笑)
仕事が終わってから家を出るのが20時として撮影場所までの移動を考えると23時には到着する予定なのでこの時間帯で決定。
2日前ぐらいに見たGPV 気象予報では房総半島の全てがこの時間帯にはスッキリクッキリしていて行きたくてしょうがなかったんです。
で、決行しました。
房総半島の野島崎灯台、千倉から和田浦海岸、清和県民の森、三島湖ダムサイト
予定では上記のように雲が多ければ海は捨て、山へ上がる予定でした、と言うのもシーズンインしたバスフィッシングで釣り友が三島ダムでカヤックしようと言う話になりまして、腰痛でどうにもならないけど付き合うよ(どうせなら三島ダム周辺でも撮影したい)と言う約束をして朝5時にはダムサイトにいないといけない。
それまでが撮影時間。
22時過ぎに野島崎灯台に到着も、どこに車を置いて、どう行けばいいのかわからーーーん(現地調査はちゃんとやりましょう)ので、サクッと撤収。
千倉海岸辺りで海を見るも分厚い雲に覆われていたのでここも撤収して和田浦海岸ちかくにはほうこえんもある(毎年日の出を撮影する場所)
(参考記事)初日の出を南房総でSEL50F18のみで撮影してきた
結局知っている場所で撮影するのが一番安心と言うわけですからちゃんと現地は明るい時間に確認してから危険が無いように動きましょう。
上の画像は23時20分頃の写真です。
分厚い雲に覆われた海、暇なので50mm単焦点レンズをつけてISO200にしてSS8秒にしてF1.8 にて撮影してみた。
ちょっとした練習です、液晶画面で拡大表示してからピントを町の建物に合わせる練習。
頭上を見ると雲が切れたところがあったのでサクッとレンズをシグマ超広角レンズに交換してISO1600にSS30秒に F3.5 で撮影してみた。
(参考記事)SIGMA超広角レンズ10-20ミリF3.5購入レビュー
液晶画面でのピントあわせも練習ついでにやりましたがなんとなくカメラの使い方がわかってきた。
が!!カメラの液晶画面で撮影した写真を見ると明るく感じたので暗くしてみた。
上の画像は北斗七星を見つけたのでISO400・SS20秒・F3.5の10mmで撮影してみた。
これぐらいの色合いが液晶ではキレイに見えるが実際はかなり暗いと後で知ることになる・・・
海側の雲が一瞬切れた~と思い三脚とカメラを持って砂浜へ移動。
で、同じ設定で撮影ISO400 SS20秒 F3.5 10mm・・・おかしい液晶画面で見るとキレイなんだけど何故こんなに暗くなるんだろう?
ちなみに星は何が写っているのかはサッパリわかりません(笑)
上の画像ISO1600 SS20 F3.5 10mmで撮影、かなり良い感じ・・といってもパソコンで見ると良い感じ。
ですがここで終了です、また分厚い雲が空全体に掛かりシットリした感じの空気に変わったのでやむなくここで撤収しました。
清和県民の森へ移動(まっくら闇です)
清和県民の森と言う場所へは一度も行ったことが無いのですが、そこを通る道は一本道なので迷うことも無いし、実家へ帰る時に使う道なので行くも来るも迷いません。
が、真っ暗闇過ぎて一人だとマジで怖いです、僕怖がりなのですマジで・・・・すいませんおっさんなのに臆病で・・・
でも気合入れて駐車場で頑張りました(真っ暗闇で1M先もわかりませんが空だけは見える)
でも問題は周りが山だの林だので頭上しか撮影出来ません。
上の画像設定はISO3200 SS10 F3.5 10mmいろいろと試しています。
相変わらず雲は多いが星は見える。
ハッキリ言いまして方角とかさっぱりわかりませんが北斗七星が見えていたのでISO1600 SS20 F3.5 11mmで撮影。
たぶんISO1600、シャッタースピード(SS)20秒ぐらいが丁度良いのかも知れないと悟ってきた。
ここも空に雲が増えてきたのでもう半分以上諦めました。
この時点で9日の午前2時過ぎ、5時に待ち合わせをしている三島ダムまであっと言う間に到着するので最後に三島ダムサイト辺りで撮影出来ないかな~と思いながら車を走らせる。
もちろん方角なんてどうでも良い(この時点で天の川は諦めている)から星の写真が撮りたい。
なんとなくカメラの使い方もわかってきたし、ピントのあわせ方もわかってきたから練習したいのです。
三島ダムサイト周辺
ダムサイト周辺は少々の街灯があるのがちょっと残念だけど仕方ない。
ニコンD5500を購入してから初めてISO25600に設定して撮影してみたら昼間のようになりましたw
さすがにこれじゃおかしいですね。
上の画像はISO3200に設定、シャッタースピード(SS)20秒、F3.5 11.5mmで撮影。
いろいろなブログやサイトなどを見ていてISO3200だと書かれていたので参考にしてみました。
で、やっぱり個人的にシックリくるISO感度1600で撮影したのが上の画像です。
昼間の桜が撮影出来なかったので組み合わせてみました。
桜がちょっとうるさく感じたので少し構図を変えて撮影。
左下側の星の集まりが天の川の端っこだろうということで撮影している(もちろん後でわかったことだw)
たぶん天の川が写っただろう写真(願望)
上の画像はクリックで大きくなりますので見てみてください。
たぶんなんとなく天の川らしきものが写っているはずなんだけど願望なんでしょうかw
ってかコレじゃ駄目でしょ・・・
たぶんですが天の川の端ですよ
はくちょう座が見えているのでこんな感じなんだろうなと想像はつくのであった。
この撮影場所が南向きならこんな感じで良い天の川が見れたかも知れない><
一眼レフカメラの設定などの問題
手元が真っ暗闇なので普段から使い方を覚える必要がある。
マニュアル操作なので一つ一つの動作でボタンの配置を覚える必要が出てくる。
ISO感度変更、シャッタースピード変更、撮影後の確認、拡大縮小、液晶表示などのボタン操作は都度出てきます。
あとはレリーズの設定も出てきます。
先月から何度か夜景撮影をしていて操作ボタンの配置などを覚えていたので今回は意外とスムーズに出来たがレンズキャップの外し忘れで2枚ほど真っ暗状態とか、液晶画面での拡大表示でも星が探せない状況など問題があった。
あとは、手振れ補正ボタンとかオートフォーカスボタンをOFFにしないといけないとスッカリ忘れていたりした。
今回の撮影で一番の気づきと言えばなんと言っても三脚ですね、柔な三脚だと海沿いで立てるとわずかに動いていますね~。
ガッツリとドッシリと重くて機能的で持ち運びに苦労する感じの三脚が欲しくなったのは言うまでもありません。
(参考記事)Manfrottoプロ三脚055アルミ3段MT055XPRO3購入レビュー
あとほんの少しだけドキドキしたのが電池ですね、枚数はさほど撮っていませんがカメラを購入してから初めて「電池大丈夫か?」と不安になりました(換えの電池が欲しくなりました)
今後の課題ですがお金の兼ね合いで当分無理でしょうw
4月の天の川撮影完敗
うーん、星座がわかっていないです、天の川の存在が良くわかりません(見たことないので)
たまたま今回は天の川にある星座が写っていたのでたぶんこれはと言う感じなんです。
次は5月に挑戦してみたいですね、子供も一緒に行きたいと言ってますしなんとか頑張って撮影出来るようにしたいです。
撮影って何度も失敗して経験を積むしかないですね~、それから今回行ったことで次回はもっとスムーズになるはずです。
ただ自然が相手の撮影ってむつかしいっすね、雲や雨だけはどうにもなりませんが「もしかしたら!!」と思うと行くしかないと言う・・・
人間の小ささを改めて思い知らされた感じですw
翌日は以下のとおりで桜を撮影してみました。
(天の川撮影成功しました)一眼レフで天の川を撮りたい!カメラ初心者でもピントさえ合えば撮影出来る
4月の天の川も綺麗4月の天の川を大山千枚田と野島崎灯台で撮ってきた | カメラアマ
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