雨でも一眼レフカメラを楽しむ為に用意する物と注意事項

雨の中撮影の様子


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ですよ雨、エントリー一眼レフと言われる下位クラスのカメラには、防塵防滴が施されていないカメラが多いのです。

それでも雨の中撮影して楽しみたい・・そんな願望があって今回はカメラにカッパを手作りして着せて撮影してみました。

出来れば防塵防滴仕様のカメラが欲しいのですが、、、(富士フィルムのX-Pro2を購入したので防塵防滴仕様になりました)

と言うことで雨の日に撮影を楽しむために用意したい物と、注意事項を僕の浅い経験から書いておきたいと思います・・・なんたって今回が初めてなのですいません^^;

記事執筆時よりだいぶ経過して今では雨撮影が楽しくて仕方ないです。

カラッと晴れた日も楽しいのですが、雨でシットリした雰囲気もまたいつもと違う世界を見せてくれます。

Contents

雨の日の撮影は自分は濡れてもカメラやレンズを濡らさない事が大事

雨の撮影で一番気がかりなのは、高価なカメラやレンズを壊さないか?

凄く心配だけど、ちょっとだけ気をつけてあげれば問題は無かったです。

ホントに気を使えばです、それをメンドクサイと思えばやめれば良いだけです。

カメラの雨ガッパを用意する

雨の中での撮影時に一番必要なことは、カメラやレンズを濡らさないこと。

雨カッパと言ってもたいした物が必要か?と言われればわざわざ買ってまで用意するほどの事でもありませんでした。

ちゃんとしたカメラ用のカッパなら、それなりに考えた作りになっているでしょう。

ですから設置がラクになったり見た目が良くなったりするかも知れませんが・・

無ければ作れば良いんです(笑)

用意するのはスーパーでもらえる買い物袋とか、ちょっと大きめのシッカリした袋が望ましいです。

薄っすいビニール袋などちょっと引っ掛けたらすぐに切れたりするものは止めたほうが無難でしょう。

高価なカメラを壊さない程度のしっかりしたビニールを用意しましょ。

出来れば厚手のしっかりしたビニールの袋が良いですよ。

カメラのカッパ失敗作

カメラとレンズに合うサイズのビニール袋

最初に作ったカッパは完全に失敗作でした、そのまま書いておくので真似しないでください

用意したのは言うまでも無く厚手のビニール袋です。

カメラにレンズを着けてそのままズボッと入る大きさで余裕のあるものを選びました。

袋の底部分に円形の穴を開ける

袋の底に円形の穴を開けてレンズを突っ込んでみる、多少大きくなっても良いのでレンズフードが顔を出すぐらいにする。

輪ゴムとかテープで袋を固定する

袋をテープで固定したあとズレないようにゴムでも固定してみた。

テープとゴムとラップ

ちょっと心配なのでその上からサランラップのような物で巻いてこれで完成です!!!!

ところがいざカメラを構えてズームリングを回してみようと思うも全くリングが動きません><

完全に失敗しました、雨ガッパの固定はレンズフードにしましょう

失敗するぐらいなら最初から販売されているカッパのほうがラクかも><

「成功」レンズフードの中間位置にカッパを固定

レンズフードにカッパを固定する

初めてのことなので何が正解かは誰にもわかりません、失敗して成長するのですw

と言うことで今度はレンズフードの、中間位置にてビニール袋をマスキングテープで固定しました。

フードと袋の両方にテープで固定しているので、外れる心配は多少あるも簡単には外れないでしょう。

外れたら帰ります!だからあまり濡らさないように使いたいです。

クイックシュー出す

手持ち撮影はしたくないのでクイックシューも袋を切って取り出しておきます、これで三脚への設置もすぐに出来る。

袋の中を確認

出来上がれば袋の中を確認してみる、もう一度ズームリングを回したり、ピントリングを回したりして使えるか確認。

撮影者本人の雨対策が必要です

僕は上下レインコートを着用しました、ついでに傘も持ちます。

もちろん長靴は言うまでもなく履いて完全防備の状態です。

三脚はそのまま何もせず使いました。

その他、タオル数枚、雑巾、着替えなど各々雨でビッチョリになったら必要な物を思い浮かべれば大丈夫です。

雨のフィールドで撮影してみた

実験とともに雨の中撮影を行うのに選んだ場所はいつものお寺です⇒千葉の撮影スポット「牡丹のお寺」柏の隠れた名所の観音寺

こちらのお寺にて撮影をさせて頂きました。

何かあってもすぐに帰れる環境が大事です(はじめてなので)

雨の中撮影の様子

今回の雨はシトシト雨ではありません、それなりにザーーーーーっと降っている感じです。

三脚固定でカッパして、傘をさしていてもカメラに雨粒が付着します。

原因は自分のレインコートに当たった雨が跳ねてカメラに付着するようです。

ちなみにレンズはタムロンの望遠レンズです、フードが大きくて雨粒が入りにくい感じ。

気をつけていないとレンズフードにも沢山雨がついちゃうので、レンズを上に向けることのないように気を配らないといけません。

であるならば、カメラにはカッパだけではなく三脚から伸びる傘も欲しい感じ・・小雨ならイケルはず。

雨がついたレンズフード

結構ないきおいで何度拭いてもすぐに雨粒がついてきます。

特別にどうしても撮影しなくちゃいけない理由が無いのなら長居は無用だと思われます。

雨の感じ

雨が降り止むタイミングで撮影が出来れば良いんですが、そう簡単にはいきませんよね。

そんな時はカメラにカッパ着せて、撮影に向かうのもアリだとは思いますがカメラを壊さない程度に楽しみましょう。

雨の日撮影の写真

雨でめちゃ大変だったけど結構楽しめたので雨の日撮影はアリですね。

後片付けが大変ですけどね~

この経験から、その後何度も雨の中撮影を実行しておりました。

最近ではシトシト雨程度では怖くなくなりましたが注意だけは必要です。

雨の中撮影って結構楽しくて、雨だから撮れる写真もあると気がつきました。

雨だからこその写真の楽しさ

雨は嫌なことばかりじゃないです、そりゃ~晴れているほうが撮りやすいのは事実ですが・・・

上の写真はこの記事を書いて丁度一年後ぐらいの彼岸花。

同じ撮影地で雨の中撮影、カメラはミラーレスの防塵防滴仕様の富士フィルムX-Pro2

防塵防滴仕様と言っても、防水カメラじゃないので勘違いは危険。

土砂降りの中、カッパも無く使うのはめちゃくちゃ危険(カメラが壊れる)

雨じゃないと撮れない写真ですね。

コスモスも同じで雨の中撮影です。

雨降り後のタイミングなんて待ってられませんので、雨の中傘さしながらの撮影、もちろんカッパも着ています。

雨が降ってくれないと現れない水溜り、このときは雨が小雨から一時的にでもやむのを待って撮影しました。

工場夜景を撮影した

ちなみに小雨でもなんでも、雨粒がレンズに付着すると上の写真のようになります。

丸い玉ボケっぽく写るのですが、これはこれで良い感じ。

夜景撮影なのでF値を8とか11に絞っているはずなのですが、レンズに付着した雨粒は丸い玉ボケになるとわかりました。

ですが防滴じゃないレンズの場合は注意してくださいね。

他にも姫ボタル撮影では3時間ぐらい、雨の中撮影していたりして、雨の中撮影って結構楽しいのでやってみてください。

雨の撮影と言えば、梅雨の時期に咲く紫陽花も素敵に撮れます

雨がシトシトと降り続く中で、望遠レンズを使って撮影した紫陽花。

いっぱい雫がついてソレっぽくなっている。

雨の中撮影での気づき(注意事項)

  1. 車や電車など現地に着いたら出来れば屋根のある場所で用意するとラク
  2. 三脚に設置出来る傘を用意出来るなら欲しい
  3. 自分のレインコートからカメラに向かって雨粒が飛ぶことが多いので注意する
  4. タオルは数枚必要
  5. レインコートのまま車に乗れるように準備するとラク(濡れたまま乗れる)
  6. カメラやレンズを上に向けないよう集中する
  7. カメラのカッパに水滴が付いたら取り除く
  8. 撮影はじめより撮影おわりで片付けが結構大変
  9. 理想はミニバンの後ろのドアを屋根代わりにして用意と片付け、そのまま後ろから運転席に向かうのが良い
  10. 撮影時は余計な荷物は持たないこと(心配だけど)
  11. レインコートを着て1時間撮影すると汗ビッチョリになるので着替えも必要
  12. 撮影場所の移動時にはタオルをレンズフードの上から被せて歩くこと
  13. 自分の手が濡れるのですぐに乾かそう
  14. 手持ち撮影も出来るでしょうが・・・がんばってください!
  15. 車の場合500mlのペットボトルに水道水を入れておく、汚れを落とすことも可能になる。
  16. カメラの手入れをシッカリと行って終わりです

カメラのレインカバーって買ったほうが安いかな?設置の面倒も無くなりそう




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雨の中撮影の様子

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