一眼レフカメラを購入してから星空や天の川撮影がとても楽しい。
レンズを超広角レンズに変更してからはもっと楽しくなった。
もちろん大変な部分もある、毎回設定ではアタフタし、撮影場所でも毎度設定は変わる(周囲の明るさにより)
レンズのAF機能をOFFにすることを忘れたりと、毎回毎回小さな失敗を繰り返している。
最近では星のピント合わせで星自体が、液晶画面で捉えられないこともあったりと何故かはわからないが、以前簡単に出来たことが出来ないことが多くなってきた(老眼が原因か?いやそんなことは無い)
なのでもっと簡単に誰でも気軽に天の川って撮影出来ないのか?
そんなことを最近は思うようになった。
そんなわけで最近購入した高級コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を使って天の川は本当に撮影出来るのか?気楽に撮影出来るのか?
購入する前からとても気になっていたことが、ようやくわかったのでご報告がてら設定などを記しておく。
Contents
コンデジG7Xmark2の星空撮影モードは優秀でピント合わせは必要ない
G7Xmark2の星空撮影の設定方法(天の川撮影も同じです)
尚、設定方法は以前書いたキャノンG7Xmark2で星空タイムラプス動画の撮影手順と設定とほぼ同じです。
一度覚えてしまえば何処でも簡単に星空や天の川が撮影出来るので覚えておこう。
↑ダイヤルを「SCN」にあわせる(黄色い枠部分)
↑上の画像の黄色い枠は現在の設定が表示されている(画像での設定は夜景撮影)これをタッチして設定を変える。
↑上の画像に切り替わるので「星空」をタッチして設定を変更する。
↑上の画像に切り替わる、星など夜の撮影は出来る限り三脚利用をおススメします。
小さい卓上三脚でも構いません(コンデジ自体が軽くて小さいから)カメラを手持ちで撮影するぐらいなら安価な三脚でも無いよりはマシ。
最悪地面にカメラを置いて撮影しても全く問題無いし、そのほうが安定します。
↑上の画面に切り替わります。
さてここからが前回の星空タイムラプスと設定が異なる部分です。
上の画像の黄色い枠部分をタッチして設定を変更しましょう。
↑上の画像に切り替わります、星空夜景(天の川や星など)を撮影したいのであれば上の画像のように星空夜景を選択してSETします。
基本的にはここまでの設定であとは撮影したい星にカメラを向けてシャッターを押せばあとは自動でカメラが星を捉えて撮影してくれます。
優秀ですね。
星の強弱とセルフタイマー
おっとこんな機能もありました(笑)僕ぜんぜん気が付かないでなんの設定もせずに使っていたんですが、星の強調設定がありました。
星の強調を設定出来るようです、後で気がついたので今回は使わなかった機能。
シャープとソフト・・・惜しいです、使ってみたかった。
それからセフルタイマーですね。
こちらは基本的に使うことをおすすめします、せっかく三脚に固定してもシャッターボタンを指で押せばカメラは動いちゃいます。
2秒タイマーでもなんでも良いので使ったほうがよりクッキリと星が写りますよ(ブレないから)
星空夜景の写真(一例)
Canon PowerShot G7 X MarkII f1.8 8.8mm ss15 ISO800
この設定後にカメラを星に向けて適当にシャッターを押せば上のような写真を撮影してくれる。
G7Xmark2で天の川は撮影出来るのか?
さてここからが本題です、上のようにカメラ側の設定が終わればあとは星に向かってカメラのシャッターを切るだけなんですが天の川撮影で一番難しいのはなんだと思います?
僕が感じた天の川撮影で一番難しいのはカメラの設定ではありません。
天の川が見れるタイミングにその撮影場所に行くことのほうが遥かに難しいです。
なので一眼レフで天の川を撮りたい!美しい星空を写すベストタイミングは?をお読みになって自分が住む地域の情報をシッカリ確認してからお出かけください。
コンデジで天の川撮影を実践してみた
撮影場所は千葉県の野島崎灯台、一眼レフの足元に卓上三脚を置いてG7Xmark2をセットして撮影してみました。
もちろん天の川は目視出来るとても良好な場所です。
Canon PowerShot G7 X MarkII f1.8 8.8mm ss15 ISO1000
↑初めてコンデジで天の川を捉えた写真です、めちゃくちゃ感動しました。
多少ボヤッとした感じの星にはなっていますがこれだけ撮れれば十分な気がします、まして小さな画面で見るだけなら十分ですw
Canon PowerShot G7 X MarkII f1.8 8.8mm ss15 ISO1000
天の川の中心部分もそれなりに撮影出来ている、ピント合わせなどすべてがカメラ任せの自動撮影です。
Canon PowerShot G7 X MarkII f1.8 8.8mm ss15 ISO1000
天の川の中に飛行機の軌跡が入ってしまいましたがとても綺麗だと思います。
尚この場所で一眼レフNikonD5500でも同時に撮影しているので比較してみるとわかりますが、センサーサイズの違いやレンズの違いでやはり一眼レフのほうが星の数も多いし、画質そのものが綺麗なのは言うまでもないです。
比較写真の記事はこちら千葉の星空撮影スポット「野島崎灯台」で岩の上の白いベンチと天の川を撮影
帰り際に明るい場所でコンデジで天の川を撮影実験
Canon PowerShot G7 X MarkII f1.8 8.8mm ss13 ISO500
さすがに周りが明るいだけあってコンデジの設定が変わっていますがほんのりと天の川が写っていますね。
Canon PowerShot G7 X MarkII f1.8 8.8mm ss10 ISO500
上の画像だと言わないとわからない状態になってしまっていますが目を凝らせば見えています。
光害の一番キツイ場所でコンデジ実験
Canon PowerShot G7 X MarkII f1.8 8.8mm ss13 ISO500
人間が見た感じで一番光害の強い場所だと感じるのは車を停めた駐車場なんですが、港の光、駐車場の光、町の外灯などあらゆる方面から光が入っています。
それでも天の川が目視出来る場所であればなんとか撮影出来るがもちろん薄っす天の川ですけどね。
↑で、もし天の川が薄いな~と思うならiPhoneアプリなどで加工しちゃえば良いんですよ。
天の川をD5500キットレンズで撮影しiPhoneでキレイに手軽に加工する方法
上の画像もアプリでちょっと色合い変えたりしただけで簡単に天の川写真の出来上がり。
今回のまとめ
G7Xmark2の星空設定と撮り方なんてタイトルですが、設定は一度覚えればなんてことない。
撮り方なんて三脚使ってセルフタイマー使えば誰でも綺麗な天の川や星空写真が超簡単に撮影出来ます。
コンデジと言えども小型の三脚はあった方が絶対良いです。
現在は、上の卓上三脚よりもう少し大きめの卓上三脚を使っている。
カメラバックに一つ入れておくととても便利です。
バッテリーに関しては現在、フルサイズミラーレス、iPhoneとなんでも充電出来る大容量バッテリーを使用している。
最近のちょっと良い明るいレンズ(F1.8からF2.8)を搭載したコンデジなら星空夜景モードがついているみたいです。
こんなに簡単に天の川が撮影出来るとは思っていなかったのでちょっと驚きでした。
一眼レフのような重さは無い、嵩張らない、余計なレンズを買う必要ない、それでいてこれだけの星が撮影出来れば十分じゃないでしょうか?
コンデジですがあなどれませんね、とても優秀です。
上の最新コンデジの予算が厳しい時は一世代前のG7Xでも同じことが出来ます。
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