たまにテレビのコマーシャルなどで見ると思うんですが、白黒なのに何故か唇だけ赤いとか、ビールだけが黄色と言うやつです。
機能の名前は「セレクトカラー」と言うらしく、カメラを被写体に向け見えている世界の中からカラーにして目立たせたい色だけを指定して撮影すると、指定した色意外が白黒に出来上がると言うなんとも遊び心をくすぐる機能です。
今回はセレクトカラー機能を使ってとりあえずお試しで撮影したのでどんな感じになるのかをご紹介。
めちゃくちゃ楽しくてちょっとしたアートな世界へ行ってきましたよ~
Contents
セレクトカラーで色を抽出して変わった写真を撮るのも楽しい
残したい色を指定するなら指の細い人のほうが向いている
D5500なら撮影モードダイヤルを「EFFECTS」にして「セレクトカラー」を指定して撮影する。
操作は僕でも出来るのですが、色の抽出の設定が難しいです、何故なら指が太いので思ったところで液晶画面をタッチ出来ないです。
反面、娘はサクサクと自分が残したい色を指定していくので指の細さは関係あると思う(笑)
そんなわけであまり小さなものを対象としないほうがやりやすいですね(一応+ボタンで拡大は出来ます)
セレクトカラーを試してみた
一番上のアイキャッチ画像と同じ自販機で赤と青にわけてみました。
面白味はありませんが試しには丁度良かったです。
↑観葉植物の緑だけを残してみたんですが一応それらしくなっております。
がこれもあまりおもしろくないw
↑ついで近くで実のなっていた木があったので黄色を抽出して撮影。
良く見ると葉の薄い黄色部分も拾っています、この部分難しいです。
↑同じように菜の花の黄色を狙ったんですがどうも葉っぱの薄い黄緑も拾うみたいでこれも失敗。
↑葉の緑を指定したんですがこれはセレクトカラーにする必要がないような気がします(笑)
↑水仙の黄色、これは娘小4が撮影したんですが植物の場合は色が混じるのでちょっと難しいですね。
セレクトカラーは色の差がハッキリわかる被写体を探そう
上の写真で試したんですが、なかなかに難しいです、色の指定をしても同じような色をどうしても拾うようです。
ここで思ったんですが出来れば色の差がハッキリした被写体を選んで撮影したほうが良いと言うことです。
少し撮影してなんとなく気がついたので実践してみました。
中央の遊具の青ですがこれはちょっと失敗になる可能性が大ですね、もし後ろに見える住宅の何処かで青っぽい色の部分があれば拾うことになるからです。
もっと差のハッキリしたものを探す
↑これぐらい極端に色の差があるもののほうが撮影しやすいです、シャッターの色はアイボリーでしょうか??
これは正解ですね。
↑猫と緑、ハッキリと色がわかれて良いですね~こんな感じですよね。
最後はピンクの花
これが一番まともに撮影出来た写真になりました。
薄いピンク、ちょっと濃いピンクを指定して撮影したんですがセレクトカラー撮影の雰囲気がもの凄く出た感じの写真になりました。
白黒のモノクロ撮影が好きでたまに撮っているのですが一点こういうカラーを入れた写真もまた味があって良いですね。
何かを強調したいとか、作品みたいな雰囲気にしたいならセレクトカラーはアリなんじゃないでしょうか?
白黒写真よりも好きな写真になりそうです
撮影していて思ったのがとても楽しいのです。
わざわざ被写体を探したい気分にもなりますし、「アレ撮ったらどうなるんだろ?」と想像しちゃうぐらい楽しいです。
こういった写真も単焦点レンズで撮れたら楽しさが倍増しちゃいそうで今からドキドキしちゃいます。
いつもの写真に飽きたらたまにはこういう遊び心の多い撮影もいかがでしょうか?
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