完全に舐めてました、小学校体育館での写真撮影ってめちゃくちゃ難しいです。
以前にも撮影したことはあるんですが、少し知識がついてくると「あれ?こんなんしか撮れないの?」と気になってしょうがないです。
全体的に暗くなるし、ブレるしどうしたらいいのか最初はわかりませんでした。
そんなわけでいくつかわかった事をご報告。
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体育館の撮影D5500のキットの望遠ズームがあって良かったが設定がムズイ
幼稚園や小学生の親なら年に数回は、学校行事でカメラを持ち込むはず。
校庭だったり、教室だったり、体育館だったりと撮影場所はいろいろあると思いますが今回は小学校の体育館。
暗くした館内でステージが明るい場合は、また別の設定などがあるようですが、今回は全体的に明るい感じだった。
それでもカメラは暗いと認識しちゃいますので、オートで撮影するとISO感度がめちゃくちゃ上がりますので注意が必要。
(ISO感度が上がるとノイズがひどくなるから)
カメラの設定(比較的明るい館内)でなんとなくわかった事
結論を先に書いておきます(ニコンD5500の場合)
- 三脚もしくは一脚を使うと撮影が安定する。(手ぶれ防止と単純にカメラが軽く感じる)
- 絞り優先モード(Aモード)にてF値を小さい数字にする(シャッター速度を上げる)
- シャッター優先モード(Sモード)でシャッター速度を速くして固定(ISOで調整)
- ISO感度は自分の許容範囲を知り、上限を決めて設定してあげる、僕の場合だとISO1600までなんですが3200でもたぶん問題無いはず。
- 多少暗い感じであれば、露出補正をプラスにしてあげるのも良い(今回はプラス0.7まで上げて撮影した物もある)
- 思いきってマニュアル撮影に挑戦してみる。上の「2」や「3」では無く、ある程度操作がわかるのであれば、マニュアルにしたほうがわかり易いかもしれない。
- ミラーレスをお持ちなら撮影する前に仕上がりがわかるはず、それこそマニュアルで良い感じになるようにクリクリと設定を見直しても良いのでは?
体育館の照明はこれだけ
キットの望遠レンズの写る範囲
D5500のダブルズームキットなら望遠側が、300mmあるので距離的には余裕。
フルサイズ換算450ミリですからね。
距離的に何メートルあるのかはわかりませんが、標準的な体育館だと思います。
そんな中一番後ろの壁に近い場所からの撮影になったのですが、これは覚悟していたので最初から望遠レンズだけで挑みました。
と言うことでキットの望遠レンズがどれぐらい遠くまで写せるのか見てみましょう。
上の画像f5 1/40 55mm ISO1600
広角側の55mmだと上のような感じで写る範囲が広いです。
上の画像f5 1/40 100mm ISO1600
100mmにするとこんな感じになります、これでも結構遠くまで撮影出来る。
上の画像f5.3 1/20 210mm ISO1600
倍の200mmぐらいだとこんな感じになります。
上の画像f5.6 1/50 300mm ISO1600
ちょっと色合い違ってますがあくまでも画角を見てくださいね。
たぶんキットレンズの望遠ズームってどれぐらい写るんだろう?と思う方もいると思うので掲載しています。
あれだけ遠いところの被写体がドンドン大きくなりました、子供たちの顔もバッチリ写ります。
上の画像f5.6 1/40 300mm ISO1600
300mmで撮影すると普通に子供たちの顔も入るし、大きくなるので心配はありません。
ISO感度の許容範囲を確認しておこう
暗い館内で撮影するのであれば今回のように激しく動く場合じゃなくても、シャッタースピードは上げたほうが良いです。
その為にやることと言えばISO感度を上げることになります。
D5500のISO感度ノイズ比較をして使える範囲を設定 | カメラアマ
でも上げすぎるとノイズが入ったザラザラした写真になるので、自分が許せる範囲のISOの上限を決めておきましょってことです。
シャッタースピードに注意して手振れを防ぐ
体育館内での撮影での敵は暗い館内と、シャッタースピードの遅さだと思われる。
ISOを許容範囲内で上げても理想のシャッタースピードにはなりません。
よく言われるのは手振れしないシャッタースピードは(1/画角)今回の場合だと300mmを使うのでシャッタスピードが、1/300を下回ると手ブレの危険性が増える。
でもこんなスピードには到底なりません。
140枚ぐらい撮影した中で300mmで一番速かったのは1/160でした、この時のISO感度は3200にて撮影。
ISOを1600ぐらいにしてシャッタースピードの平均が、1/30~1/60ぐらいだったのです。
なので三脚や一脚に助けてもらった方が良いと思われる。
上の画像f5.6 1/25 300mm ISO800
試しにISO800にして撮影してみたんですが、シャッタースピードが遅すぎて手振れ回数が増えました。
普段から手持ち撮影ばかりしている人なら案外いけるかも知れませんが、僕のように三脚頼りにしていると手持ちはメチャつらい。
前に立つ奥さんの右肩にレンズを乗せさせてもらい撮影しました(笑)意外と安定します。
三脚もしくわ一脚はあったほうが良い
もし体育館内での三脚使用がOKであれば迷わず使ったほうが良いです。
無ければ一脚でも十分です、カメラを手だけの2点で支えるよりも一脚を足して3点で支えるだけでもかなり変わると思います。
実際に使っている人が数人いましたがとてもラクそうでした、とくにビデオ撮影なら尚更あったほうがラクです。
学校行事で使うので使用頻度は低くなりますので安価な物で十分だと思います。
フラッシュは意外と迷惑です(小言だけどw)
大きな一眼レフを持ったお父さんが、奥さんの後ろからフラッシュを光らせて撮影していました。
何度もそんなことがあると奥さんはとても不機嫌になるのですw、ウザイ!と・・・
まぁ~しょうがないですけど、出来る限りフラッシュは使わないほうが良いような気がします。
会場を見渡してもほとんどの父兄がビデオカメラで撮影している感じだし、カメラを持ってる人も多いのですがフラッシュを使う人は極端に少ないです。
かなり目立つ行為なので控えましょってことですね。
今回のまとめ
D5500のダブルズームレンズキットの望遠ズームの手振れ補正はかなり優秀だと思います。
プルプルと手が震えているのがわかっているんですが、それなりに撮影させてくれました。
体育館でもっと暗いステージなんかの撮影がある場合は、出来る限り三脚を用意してから伺いたいと思います。
たぶんそれだけで安心感が増える気がする
シリーズ第2弾として体育館での撮影で今回は一脚を用意して他に明るい望遠レンズを用意して挑戦しました
こんばんは。
しまるです。
私は、体育館で子供の空手の試合の撮影を
年に数回やっているのですが、D5500に使用するレンズはもっぱらタムロンA009です。ヤッパリf2.8通しでないと、体育館での撮影は厳しいですね〜
普段使いはA007(24-70 f2.8)ですが、体育館だとA009になりますね。
「おっちゃん」さんもA009購入されてたのに、何故ここで55-300???て思いましたよw
まあ、画角の関係もあったんだとは思いますが、ここはヤッパリf2.8でしょう‼︎
しまるさん、おはようございます
なははご指摘通りです、以前α6000にタムロンの高倍率18-200のレンズつけて体育館で、撮った時に後ろのほうだと自分が思った通りに届いていなくて
今回はあえてのキットレンズでした、思い通りに55-300は届いているんですが暗かったです。
おまけに体育館での設定とか全然勉強せずにいったので散々でしたが良い経験になりました。
わずか1時間ぐらいですがこういう経験談はブログのネタにも最適なので^^;
次回は前の方を場所取りしてA-009でいきたいですね~。