我が家にはペットの犬と猫が各1頭ずついるんですが、犬は黒っぽいのであまり写真を撮っておりません・・いやそれなりには撮影しています(笑)
ですが猫は何処にでもいる雑種の茶トラなので撮影映えするし、SNS投稿でも活躍するのでしょっちゅう撮影しています。
手持ちの一眼レフD5500で撮影するときに今まではシャッター半押しのオートフォーカスで撮影していたんですが失敗が多かったのです。
そこで、この間覚えた親指オートフォーカスがとてもラクちんでこっちのほうがペットを撮影するならおすすめですよ~って言う記事になります。
Contents
ペット撮影に最適な親指AFとフォーカスモードと優先設定
親指AFオートフォーカスとは?
そもそも親指オートフォーカスってなんやねんと言うことでこの間記事にしたので以下からリンクで読みにいってみてください。
超絶簡単に親指AFを説明
いつも利用するシャッターボタンを半押ししないで、親指の届く範囲にある別ボタンに半押しの機能を割り当てて狙ったところにピントを合わせてしまいましょうと言うことです。
なのでシャッターボタンには純粋にシャッターを切る仕事に専念してもらいましょうと言うこと。
親指AFの雰囲気(こんな感じで指が配置されるよ)
AFエリアモード変更とフォーカスモードと優先設定を変えてみよう
親指オートフォーカスだけだとシャッターが切れないなどの事故が起こります、詳しくは説明しませんがそうなんです。
どうしてかと言うとペットは動くからなんですが、ここでフォーカスモードや優先設定も一緒に設定しておきましょうってことです。
優先設定ってなんや?
と言うことでまずは優先設定のお話。
何を優先して行うか?なんですが、シャッターを切るための条件をどうしますか?と言うことなんです。
ニコンD5500には2つの条件があって、一つはAF(オートフォーカス)を優先するのか?二つ目はレリーズ(シャッターボタン)を優先するのか?を決めてあげないといけません。
お店で購入したまま何も設定していなければ「AF(オートフォーカス)」が優先していると思います。
*後に説明しますがファーカスモード(AF-Cに設定した場合にのみ有効です、AF-SではAF優先固定です)
①AF(オートフォーカス優先)の場合はピントが合わないとシャッターが切れません。
メリットとしてはピンボケ写真が少なくなります、カメラがピントが合ってませんからシャッター切らせないと豪語しているからです。
デメリットとしてはピンボケ写真がほしい時や、ブレた写真がほしい時にシャッターが切れないのでそういう写真が撮れなくなるということ。
②レリーズ(シャッターボタン優先)の場合はピントが合わなくてもシャッターが切れます。
メリットとしてはピンボケだろうがブレてようがいつでもシャッターが切れますよ~と言うこと。
デメリットとしては意図しないピンボケ写真が量産される可能性が高いです(我々初心者の場合は)
話を戻してペットを撮影するのであれば、②のレリーズ(シャッターボタン優先)を選択すると撮影しやすいです。
設定変更方法は以下の通りです。
D5500の場合ですと背面ボタンの「MENU」を押して「カスタムメニュー」を呼び出します。
次に「aオートフォーカス」を選択して先に進みます。
「a1 AF-Cモード時の優先」を選択して先に進む。
最後に「レリーズ(シャッター)」を選択して終了です。
ちなみにフォーカスモードをAF-Sの場合には優先設定が変更出来ないようです(AF優先固定)
これで、フォーカスモード(この下の部分で説明しています)がAF-Cの時はオートフォーカスでピントが合わなくてもシャッターが切れる状態になります。
フォーカスモードってなんや?
フォーカスモードについて超絶簡単に理解しておけば良いのは以下の通りです。
①AF-S(シングルAFサーボ)は動かない被写体を撮影する時に便利なモード(風景とか置物とか建物)
②AF-C(コンティニュアスAFサーボ)は動く被写体を撮影する時に便利なオード(猫とか犬とか子供とか乗り物)
③AF-A(AFサーボモード自動切り換え)は上の2つAF-SとAF-Cをカメラが自動的に判別して切り替えながらピントを合わせる機能
ほかにはM(マニュアル)があります。
話を戻してペットを撮影するのであればフォーカスモードはAF-Cモードを選択すると撮影しやすいです。
設定方法は以下の通りです。
D5500の背面ボタン「i」ボタンを押してフォーカスモードを選択する(黄色い部分)
次に「AF-C」を選択して完了です。
AFエリアモード変更ってなんや?
説明するよりも上の画像を見るとわかると思いますが、フォーカスポイント(赤い小さい四角枠)が中央に一個になるようにAFエリアのモードを変更しましょうってことです。
フォーカスポイントが上の画像のように沢山あるととてもメンドクサクなるので中央一点でピントを合わせてしまいましょうと言うことです。
とくに犬や猫、子供も同じなんですがピントは瞳に合わせたほうが良いからです。
(参考記事)一眼レフのピントが合わない時はオートフォーカス設定を変更
設定方法は以下の通りです
「i」ボタンを押してAFエリアモードを選択して先にすすむ
シングルポイントAFを選択して完了です。
一度整理してみます
①親指AF(オートフォーカス)を設定する。
②優先設定をレリーズ(シャッター)優先にする。
③フォーカスモードをAF-Cにしてあげる。
④AFエリアモードを「シングルポイントAF」で中央一点でピントが合うように設定する。
フォーカスモードについてはAF-SでももちろんOKですがピントが合わないとシャッターが切れないだけです。
またAF-Cに設定すると「ピピッ!!」と言うピントが合った時の音が鳴りませんの注意してください。
ピントがあっているかどうかは合焦マークを見ることでわかります。
今回のまとめ
設定をAF-Cにすることで犬でも猫でも子供でも動きのあるものならなんでもござれになります。
また静止していても使えるので設定を変える必要がなくなる。
親指で半押し状態を作るのでピントを常に合わせていてラクである、同じ状態であればピント合わせが無くなる。
中央一点にフォーカスポイントを絞るのでアチコチにピントが動かないで済む。
なによりピントが合わなくても、シャッターが切れるのでピンボケも増えるが良い表情の一枚に出会えるチャンスが増える。
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