少し前に書いた体育館の写真撮影は難しいカメラの設定どうしたらいいの?の第2弾です。
上の娘の吹奏楽部の発表会が、地元中学校の体育館であったので、今回は少し真面目に考えて撮影に挑戦してみました。
相変わらず体育館での撮影は難しくて、そうやすやすとはキレイに写真が撮れません。
ですが一脚があるとすこぶる撮影がしやすくなる事に、気がついたのでお知らせです。
Contents
体育館撮影では安価な一脚があると手ブレが激減して撮影しやすいです
今回のカメラ側の設定
一番多用した設定はF値2.8 シャッタースピード1/250 ISO1600 沢山撮影した写真を見返して調べると一番多いのが上の設定でした。
前回キットレンズの時には平均してシャッタースピードが1/40とかになっていたので、かなり早くなり手振れが激減しました。
用意した一脚はSLIKスタンドポッド
かなり前に購入して最近はあまり使っていなかった一脚なんです。
幼稚園や授業参観でママが気楽に使える一脚は小型三脚にもなるので便利です | カメラアマ
アマゾンでも10000円ぐらいで購入出来る商品なんですがとても軽く、長さもカメラを付けると1800mm超えるので十分な高さがあります。
ただ一番短くなっても70センチぐらいの長さがあるのです。
ここがネックであまり持ち歩くことはありませんでした。
過去には幼稚園や小学校の室内でビデオカメラをつけて使ったりもしていた程度です。
でも今回は体育館での使用で一眼レフを支えるために使ってみて、とても使いやすかったです。
第2の秘密兵器はタムロンSP70-200の望遠レンズ
反則と言われればそれまでなのですが、キットの望遠レンズではシャッタースピードが稼げません。
手がプルプルして僕の体力ではカメラを固定出来ず、ブレ写真が量産されてしまうw
タムロンSP70-200mm F2.8 Di VC USD「ModelA009」購入レビュー | カメラアマ
ですので前回はキット望遠レンズを使いましたが、今回はタムロンの望遠レンズF値が2.8通しのすこぶる良いレンズを使いました。
ですが、ここでカメラ本体をどうするのか? D750フルサイズでは距離が足りなくなると思ったので迷わずD5500に決めました。
望遠に優位なのはAPS-CのD5500ですから当たり前のような選択、200mmだとフルサイズ35mm換算で300mmまで対応してくれます。
カメラのISO感度の許容範囲を確認
D5500のISO感度の許容範囲はISO1600としています。
D5500のISO感度ノイズ比較をして使える範囲を設定 | カメラアマ
これはカメラによって違うので自分の許容出来る範囲を把握して最大に上げられる数値まで上げて撮影しちゃいましょう。
いざ!中学校体育館の暗さと決闘です
ほんとに体育館は暗いので難しいです、三脚使用がOKな場所であれば迷わず使ったほうがラクです。
人が多くて邪魔だと感じるのであれば一脚でもかなり助かりますよ。
レンズが馬鹿みたいにデカイですがカメラが小さいのですw
可愛い脚のついた一脚ですが、一応超不安定ですが自立します、この不安定でも自立するのが使いやすいです。
人が多くても脚が邪魔になりにくい。
撮影時には三脚の脚部分の一部を足で踏み込んで固定すると、とても撮影しやすかった記憶があります。
カメラを載せるとグラグラしてますが構えると安定します。
撮影初めはISO2500でスタートしてみた
35mm換算で300mmと言うことは最低でもシャッタースピードが「1/300」は欲しいので1/500はかなりクリアした状態の設定。
ってかこのスピードなら手持ちでも普通はいける^^;
おまけに一脚にカメラを載せているので安定するし言うことありません。
手振れ写真も基本無いです。
とても撮影しやすい環境を手に入れました。
手持ちで撮影出来れば良いのでしょうが、老化した体にはムリな話w
ISO感度比較写真
ここからちょっとISO感度をいろいろ変えて撮影してみたのでノイズの乗り具合を確認してみる。
ISO1600のとき
F2.8 SS1/320 200mm(換算300mm) ISO1600で撮影
めいっぱい写真を大きくして一部分のノイズを確認しました(但しパソコンにて圧縮もしている)
写真全体の何処を確認しているのかは右上の部分に表示されています。
写真を見る限り、それなりにノイズは乗っていますがパソコンで普通に表示している限りは問題無いはずです。
ISO2000の時
F2.8 SS1/320 200mm(換算300mm) ISO2000で撮影
あれ?なんか1600の時よりもノイズが少なく感じるのは気のせいでしょうか? わかりませんw
ISO2500の時
F3.5 SS1/500 200mm(換算300mm) ISO2500で撮影
うーん思ったほどひどい感じではありませんね。
まぁ画像をブログに掲載するために圧縮も掛かっているので元の写真データのままならそんなに気にならないかもしれません。
ISO3200の時
最後は元の写真も無く単純に同じように大きくして掲載したISO3200のノイズの感じがコレです。
どう影響するのか?それぞれISO感度の上限設定の参考にしてみてください。
体育館撮影でわかったこと
一脚で良いので用意するとすこぶる撮影が安定する。
出来れば奮発して明るい望遠レンズを用意する、子供の写真撮るにはすこぶる良いですw ISO感度は怖がらずに上げてしまいましょう(上限はそれぞれで決めてください)
今回のまとめ
やはり体育館での撮影は一脚・シャッタースピード・ISO感度がそれぞれうまい具合に揃えば手振れ写真も無くなります。
次回もまた同じように体育館での撮影時には一脚使用で、安定出来る最低シャッタースピードは何処か?を探ってみたいです。
あとはISO感度をどこまで下げられるかも試してみたい。
(関連記事)D5500の使い方やレンズ選び、機能や設定28記事をまとめ、1年レビュー少々も書いています
D5500の使い方やレンズ選びと設定関連28記事まとめと1年使ったレビュー
こんにちは。
やっぱり、体育館だとf2.8でしょう!
私も一脚持ってるんですが、ほとんど使った事がないんですね…
おっちゃんさんの様な、自立式ではなく、普通のタイプですが、空手の試合をメインで撮るんで、選手にあわせて動かす事が多いからかも知れませんがいつも手持ちですw
D5500とA009に中華製の縦グリ装備ですw
形の試合は縦構図が多いので、中華製のなんちゃって縦グリでもあると無いでは全然楽さが違いますよ。
一脚も持って行こうと思いながら、使わないかなと思って持っていかない事が多いので、食わず嫌いじゃ無いですが、せっかくなんで久しぶりに使ってみようと思います。
しまるさんコメントありがとうございます
中華製とはいえ縦グリ使っているんですね~ぼくも考えたことはあるんですが・・・重くなりそうだし。
縦で撮ることも少ないし^^;
レンズとのバランスでカメラが小さくなってますのでつけると丁度良くなるかも^^
体育館だとやっぱりA009は使いやすかったです若干距離が足りないと感じるぐらいで撮影自体はとても助かりました。
前回とは違い不安も無かったです。
手持ちで撮影しつづける体力が欲しい今日この頃です、ちゃんとした一脚検討しようかと思うぐらい
中華縦グリですが、昨年ニッシi40と一緒にタイのフォトフェアで購入しました。
ネットの写真では見た目はイマイチかと思ってましたが、実際付けると結構満足ですwww
一脚使うなら、重さはあまり気にしなくて良いと思いますが、縦構図あまり使わないなら関係無いですね〜。
A009ですが、D5500で物足らないとなると200-500か社外の150-600ですね〜♪
D750だとさらに近距離になっちゃいますしねw
中華製だからって馬鹿には出来ませんよね~、今使っているSIRUIの雲台は中国製なんですがかなりシックリきてて使いやすいです。
たぶんメイドインジャパンと書いてあっても誰も気が付かないと思いますw
来年たぶんですが持ち運びが便利で軽い一脚探しそうな気がしますw
望遠はさすがに200mmまでで今のところは良いかな~と思ってますがどうでしょう^^;
SIRUIなかなか良さそうですよね。
私は、防湿庫がSIRUI製なんですが(日本国内未販売)、他の有名メーカー製が湿度コントロールを行うのに、冷蔵庫の様に扉を開けないと出来なかったりするのに、そういった事もなく質感も良く気に入っています。
しまるさんコメントありがとうございまーす
防湿庫持ってるなんてすごいですね~僕は置く場所はあってもよほどのことが無い限り買う予定がないですw
でもあると便利なのかどうなのか考えたことがないのでわかりません。
購入するとしてもたぶん押入れに入れるようなクリアケースみたいな安価な物になるでしょう^^