背景をボカした、ボッケボケの写真が大好きです。
どこで読んだかは覚えていませんが、日本人はボケを好み外国の人はブレを好むそうですが、本当かどうかは知りません。
写したいメインの被写体をクッキリハッキリさせて、周りをボカした写真ってありますよね。
いかにもそれっぽい感じでとても好きです。
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを購入する前は、どうやったらあんな写真が撮れるのかわからなかったんですが少し調べたらすぐにわかりました。
いやまぁ~背景がボケただけでなんとなく、それっぽい写真になるんだからカメラって凄いですよね。
そんなわけで背景がボケたそれっぽい写真を手っ取り早く、超カメラ初心者さんでもわかるように解説してみます。
大丈夫、専門用語なんて僕もぜんぜんわかりませんから、使うこともありません(笑)
Contents
一眼レフ初心者が背景ボケを簡単に撮影するポイント4つ
撮影したい物と背景にしたい物の距離をとる
家の中で小物を撮影するとして、机の上に小物を置く。
そしてカメラを向けるまでは今までと同じなんですが、ここで背景をボカシたいな~と思うのであれば小物と背景の距離を取れば良いのです。
ダイニングテーブルであってもそれなりの大きさがあるので撮影したい物をカメラの近くに持ってきちゃえばそれなりに背景がボケてくれます。
試しにiPhone6プラスで撮影してみたのでご覧ください。
手前の観葉植物の置物と、奥の観葉植物の置物の距離はおよそ20センチですが、iPhone6プラスをめいっぱい手前の置物に近づけるとこんな風に背景がボケてくれます。
で、手前と奥の距離をより大きくして撮影するとどうなるか?
どうでしょう?手前と奥の置物の距離は先ほどの20センチから倍の40センチにしてみましたら、こんな具合の背景ボケになりました。
iPhone6のカメラで撮影した場合で、なおかつ僕の腕前ではこんなもんですが、それなりにボケ具合が変わると思いませんか?
とても簡単な方法で距離を取れば良いだけですね。
撮影したい物に近寄る
背景をボカシたいなら撮影したい物(被写体)に寄れるだけ寄ってしまえば良いのです。
上の「物同士の距離を取る」の続きみたいな感じになりますが、手前の物や被写体に近寄れるだけ近寄って撮影すると不思議と背景がボケてくれますよ~。
ただし交換レンズにはそれぞれ最短撮影距離と言うのがあって、近寄れる限界があるのでお手持ちのレンズの最短撮影距離は把握しておきましょう。
絞りを開放する(F値の数字を小さくする)
絞りとかF値とかハッキリ言ってわかってませんが、このF値の数字が小さいほど良くボケるとだけ覚えました(笑)
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実際に実験してみたので一緒に見てみましょう。
背景のボケがF値の数字を変えることでどのように変わるのかを実験してみました。
上の画像のように植物の置物を置いて実際にカメラで撮影。
最初の距離は、植物の置物同士が20センチです。
F1.8にカメラを設定してスタート
F値をF1.8にカメラを設定して撮影してみました。
レンズによってF値が変わるので一番小さい数字にセットしてみよう
↑上の画像がF値を一番小さいF1.8で撮影したボケ具合です。
手前の植物の置物がクッキリハッキリで、iPhone内臓のカメラだけではこんなボケは出来ませんでした。
これがスマホとデジタルカメラの違いなんですね。
F4にカメラを設定
↑上の画像がF4に設定して撮影したものです。
もちろんレンズ側の設定だけを変えて、あとはそのままの状態で撮影しているわけですが、奥側の置物のボケ具合が変わってきていますよね?
F8とF16、最後に比較画像で見てみる
次にF8、F16と設定を変えて撮影した画像が以下です。
↑上の画像はF8
↑上の画像がF16での撮影。
どうです?だんだん手前と奥のピントが合ってきたのがわかりますよね。
一枚の画像にして比較すると一目瞭然でわかりますよね、とてもわかりやすい比較です(自画自賛ですw)
ボケが変わるのは被写界深度が変わるからなんですが、これも専門用語。
ようはピントが合う前後の距離が変わるからなんですが・・・こんな説明でわかるのか?
上の画像で言えばF1.8の写真は被写界深度が浅い(ピントが合う距離が短い)
F16の写真は被写界深度が深い(ピントが合う距離が長い)と言うことです。
で、だからなんだよって話なんですがボケ方にもゴチャゴチャ言う人がいるんですが、これは人によって好みが変わります。
僕はカメラを購入した当初はなんでもかんでもボケさせていましたが、最近は好みがちょっとだけ変わり上の画像であればF4ぐらいのボケ具合が好きになってきました。
どんな感じのボケ具合が好きなのか?これは各々がどんな写真にしたいのか?によって変わるので自分の好きな具合を一応確認しておきましょ。
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望遠側(望遠レンズ)で撮影する
レンズには様々な種類があって遠くの物を大きく写す(望遠レンズ)広い空をそのまま広く写す(広角レンズ)とあり、とりわけ背景にボケを作りたいなら望遠レンズを使うとボケやすいです。
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ここで初めてカメラを購入してレンズなんて最初から付属でついているキットレンズしかないって方はこのエントリーの一番上で書いている「小物と背景の距離を大きく離す」とそれなりにボケるので挑戦してみてください。
キットレンズでも多少ズームが出来るのであればズームしちゃって撮影すると良いですよ。
50mmより100mm、100mmより200mmと望遠であればあるほどボケやすくなります。
今持っているカメラのレンズがどういう物かを見るときは、こちらを見るとわかります。
↑上の画像は50mmのレンズでF値が1.8
↑上の画像は18mmから200mmのズームレンズでF値が3.5~6.3と書いてあります。
レンズを見ると書いてあるので、より数字の大きいmmで撮影するとボケやすくなります。
単純に上の画像を見るとズームしたほうが、ボケやすくなっているのがわかりますよね。
ボケを作りたいなら、ズームで撮影するとボケやすくなりますよ~。
背景ボケの簡単なまとめ
超簡単に説明してみました。
①被写体同士の距離を取って撮影する
②被写体に近寄って撮影する
③F値の数字を小さくする
④望遠側で撮影する この4つの要素のうち1つ以上、組み合わせで2つ、4つとあれば自分好みのボケに変わるかもしれません。 お暇なときにでも試してみると楽しいですよ。
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