こんにちわ、6月に撮影したいスポットは?やっぱり紫陽花?で最後に蛍の話題を出しました。
(参考記事)6月に撮影したいスポットは?やっぱり紫陽花?
千葉県で有名な蛍の撮影スポットは4つぐらいあるんですがどれも場所が遠い、同じ千葉県でも仕事帰りにフラッと行くことは出来ない。
そんなわけで柏市から近い場所で蛍が撮影出来ないだろうか?と言うか少し前までは撮影する気が無かったんですが心境の変化です(笑)
そんなことを考えて調べて調べて調べつくしたらなんと我が家から車で30分ちょいぐらいで蛍が生息する場所が特定出来ました。
はじめてホタルの撮影をしてみよう・・・いやその前にその情報が正しいのかを確認しないといけません。
下の娘と二人夕飯を頂いてからサクッと暗闇の田んぼへ向かいました。
Contents
ホタルの撮影は暗くなってからでは遅い、明るい時間に現地到着すること
千葉県某市(柏から車で30分少々)のホタル生息地
地元の方やボランティアで蛍の生息に気を使い、ゴミ拾いなどをして守っている自然環境なので記事の中で場所の特定はしません。
まだまだ自然豊かな千葉県の中で比較的都会から近い場所ですが、こんな近くで蛍が見れる場所があったんだと思いました。
蛍と言えばいすみ市などに毎年見に行っていまして、規模は違うかも知れませんがそれでも自然繁殖する蛍。
そんな蛍を見たい、撮影したいと思い娘と二人で散策してみました。
ホタルの光を発見
上の写真はリベンジした時の写真ですがこんな感じです。
まず、知らない場所なので出来れば明るい時間に来て、道路の状況などを確認したほうがよかったと反省。
思いつきで来ているのでなんとも言えませんが。
真っ暗な中ライトも照らさず小川の小さな橋を渡るときに蛍の光を発見しました。
「本当にいるんだ」が最初の印象、そこから少し歩き田んぼを抜けると林がある、その林の斜面に蛍がいるはず。
到着して様子を伺うといましたね~、蛍の光がポツポツしていました。
時間は午後8時40分過ぎ、後にネットで蛍の生態を調べると、午後7時ぐらいから午後9時ぐらいまでの間が活発なんだとか・・・
と言うことは時間的に蛍さんは、疲れてお休みになる時間のちょい前ぐらいとわかりました。
またこの時間に見た蛍はほとんど飛ばず、葉や枝に停まってときおり発光しているだけ。
蛍の撮影を舐めていて完全に失敗した
蛍の撮影方法などは以前に読んだ記憶はあるものの、それほど撮りたいと思っていなかったので曖昧な記憶しかない。
一応カメラは持ってきているので撮影してみる。
が!!!!どうにもなりませんわっ!! ピントが合いません。
何十枚撮影してもピントが合いません、液晶画面を確認しながら少しずつピントリングを回しても合いません。
完全に蛍を舐めていました。 その時の貴重な一枚がこちら↓
どこが貴重やねんと・・・・いやまぁ~これだけピンボケした写真を量産するのも、久しぶりで知識が足りませんね。
ピントが合わないのであわせるためにISO爆上げしたりしてw
一応1点だけ蛍の光が写ってますが・・・・
何事もお勉強してからやらないとこういう事になると改めて反省。
翌日蛍撮影のリベンジすると誓う
撮影の失敗は恐れていないです、そもそも素人がわからない事に挑戦しているので失敗して当たり前ぐらいに思っています。
でもコレがいけなかった、失敗するとそれなりに撮影出来るまで頑張っちゃうんですよね、性格なんだろう・・・
リベンジの日は朝から決めていて一通り蛍撮影のブログ記事などを読んで頭に叩き込みました。
夕食もオニギリにしてもらい、また下の娘と二人でお出かけ。
現地到着はまだ夕焼けが綺麗な時間帯で18時15分ぐらいです。
周りには誰もいない田んぼ道なので少し開けた場所に三脚を設置しました、ここなら万が一車が来ても三脚が邪魔にならない場所、道を見ると轍がありますからね。
娘と二人して田んぼの中でオニギリを食べながらカメラの設定をする。
写真の見栄えはどうでも良い、ピントが甘いのはいつもの事、構図なんてそれこそどうでも良い。
目指すは1点だけ、蛍の光を撮影してみたい。
19時20分ぐらいに蛙の大合唱が始まる
辺りが暗くなりはじめると田んぼの蛙が一斉に鳴き始めます、これが合図ですね。
蛙が鳴くぐらい暗くなったんだとわかりますが、まだまだ薄明るいです。
最後にもう一度カメラのピントを合わせます、ここである事を思いつきました。
全く同じ構図で撮影し続けるのもつまらない、変えたい場合はピントがキッチリ合わなくてもそれなりに撮影出来ないだろうか?
そんな事を考えて単焦点50mmからシグマの広角レンズに変更しました。
そして完全に暗くなる前に設置位置から本来三脚を置きたい場所までの距離が3メートルぐらい離れていますが気にせず、三脚ごと移動してみました。
一度撮影してみるとピントリングを触らなければまぁ~OKだろうぐらいに撮影出来たので飽きたら移動しようと決める。
ホタル撮影開始
少しずつ蛍が出てきました、明らかに前日よりもたくさんの蛍がいるのが確認できます。
当初予定していた設定と違いシャッタースピードを早くして連続で何枚もカットしていきました。
暗いけど十分に光は見えるので良し。
あとは合成する時に変えれば良いだけだし、そんなに気にせず永遠とレリーズボタンを何度も押す機械のようになっていました。
ただ暗いところで下の娘が悪さしないように見張りながらなのでたまにシャッターを忘れたりして。
たくさんの蛍の乱舞を生で見るのは毎年のことですが、初めての場所で見るのはまた新鮮。
娘の手に乗った蛍は全部で4つ、撮影したかったけど三脚から下ろしたら終了になるので我慢しました(笑)
斜面の林からホタルが田んぼの道まで出てきてくれました。
前日は斜面の中で光っていたのがウソみたいですね~、娘と二人で大はしゃぎw
撮影している蛍の光具合よりも実際はもっと沢山いるんですが、それが上手く撮影出来ない腕と知識の無さですね・・・
三脚の前、後ろ、上、下、左右にホタルが出てきてちょっと困りました、邪魔だろうけど動けなくなりました。
まさかここまで出てくると思っていなかったのである、僕に出来ることは体を動かさないことと、カメラのモニター類の光を取り去ることぐらいでカメラをタオルで覆いました。
娘は相変わらず蛍が手に乗ってきたのを見て遊ぶ。
ホタル撮影の写真の現像は
以前書いた星グルグル星がグルグル回る軌跡撮影のやり方は?初心者でも出来る設定と比較明合成の手順の手順と同じですね。
同じ構図で何枚も撮影して一度に合成すると上のような写真になる。
↑一枚のカットだとこんな感じの写真。
↑これも一枚のカットの写真。
で、何枚か同じ構図の写真で撮って合成すると上の写真の出来上がりです。
リベンジが出来た蛍撮影でわかった事
はじめての蛍撮影でわかったことは1点だけ。
明るい時間に現地に到着してカメラの設定を整えると言うことでした(笑)
暗闇ではまじでピント合いません(カメラ初心者さんの場合)
ライトを当ててピントなんてとんでもないです、ホタルが生活出来なくなるようですからやめましょう。
(暗い時間のピントの合わせ方)
家で練習するとわかりやすいのですが、お手持ちのカメラのISO感度をめいっぱい上げてください。
ISO12800とかです、シャッタースピードは1秒、絞りは開放、ピントリングを∞に合わせて一枚撮影してみる。
あとは、どこにピントを合わせたいのか?を決めてからスタート。
∞から少しずつピントリングを戻していき、自分が決めた場所のピントが合うまでその作業を繰り返せば良いのです。
で、とりあえずなんとなくでも、蛍が撮影出来たので今回は良かったです。
この後は星グルグル撮影を行いに別の場所に移動しました
でわ!
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