カメラ初心者の僕にとって色々と手が出しやすい価格帯のカメラアクセサリー?
が多くて何処から手を出して良いのかはわかりませんが、たぶん今の僕には必要だろうと思った物が今回話題にするC-PLフィルター(円偏光)と言うやつです。
趣味でバス釣りをしていて水面の反射をカットして、水中を覗き込むのにイワキメガネのアイメトリクスで偏光グラスを作ったらそりゃもう効果がすごかった。
水面が太陽の光でテカッてギラギラしていても、全部カットしてくれて水中がスケスケになるぐらい良く見えるのです。
ですから名称が違っても同じような効果のあるフィルターだろうと、予測はつくのですが果たして実物はどうなんでしょうか?
Contents
C-PLフィルター(円偏光フィルター)ってなんでしょう?その効果は?
PLフィルターには2種類ある
PLフィルターには大まかに2種類あるようで一眼レフカメラのAF(オートフォーカス)で使うならC-PLフィルターを使う。
①PLフィルター 一般的な偏光フィルターのことです。
②C-PLフィルター(円偏光フィルター)
円偏光フィルターはカメラのAF(オートフォーカス)が使えるフィルターの事。
一般的な①のPLフィルターは一眼レフのAFオートフォーカスが使えない。
Mモードのマニュアルフォーカスで使うのであればどちらを使ってもよい。
偏光効果はC-PLフィルターよりもPLフィルターのほうが価格が高いが、フィルター価格においてはPLフィルターよりもC-PLフィルターが高価になる。
C-PLフィルターってどんな物?
レンズプロテクターなどと同じような物ですが、偏光調整するために前面のフィルターがグルグル回ります。
なので2重構造になっているのですね、レンズ側はレンズに装着する為の土台になっていて、調整する前面のフィルターがまわる仕掛けです。
C-PLフィルターの効果
ごちゃごちゃ書く前に動画をご覧ください。
いかがでしょう?全てが消えたわけではありませんが、目立つ反射は除去出来ていると思います。
まずはレンズにつけなくても効果はすぐに確認できますので、目で見て実際に回転させたりして試してみましょう。
またiPhoneなどのカメラレンズの前に持ってくれば、そのまま使えますので試してみることは可能です。
上記の動画はiPhone6のカメラで撮影しています。
個人的な効果としては太陽光から来るギラッと光る反射光の除去。
今まで何気に写真を撮っていたんですが、車の撮影をしたいと思った時にボディに映りこむ反射が気になりました。
周りに竹やぶがあってその竹がボディに映り込んだり、太陽の光なのかはわからないが何かが映っている状態を除去してみたい。
上の画像で言えば、ボンネットや運転席のガラスがそうです、ボディにはハッキリわかるぐらい写りこんでいますよね。
どうでしょう?かなり消えたように思います、ボンネット側は少し残っていますが・・・こんな感じの効果が得られると言うことです。
しかしながら小汚い車で申し訳ないです(笑)
また池で泳ぐキレイで大きなコイなどを撮影したいと思っても、水面に映り込む反射が邪魔で撮影出来なかったりするわけです。
気にはならなかった空気中のホコリなどの反射で、空が白っぽくなっていたりして本来の空の色を出したいときにも有効でコントラストの上昇が見込める。
C-PLフィルターは偏光の量を調節出来る
例えばギラギラした水面の全てをクリアにする⇒少しギラギラを残したい⇒もう少しギラつかせたいのような感じでフィルター前面を回しながら調整することが出来るのです。
うまく説明出来ませんがそんな感じです(笑)
あっ、釣り用の偏光サングラスは上下逆にして掛けると効果が出ないのです、同じですね。
C-PLフィルターは風景写真専用なの?
良く読むのは風景写真だろうと思うのです、僕も風景が主で欲しいと思ったぐらいですが、そんな事もないと思っています。
例えば子供が庭のプールで遊ぶことがあれば、その水面の反射を除去するのにも使えるだろうし、室内での撮影でもテカッた光を抑えることも出来る。
またNDフィルターほどの効果は無いにしても、このフィルターをつけるとシャッタースピードが落ちるので、滝の流れを撮影したい場合にもほんのわずかに有効になるようです。
リンク先の滝の写真は、C-PLフィルターでシャッタースピード1秒で撮影しています。
なのでどんな場面で使えるのかは今後試してみますが、概ね風景撮影での使い方が多いようです。
室内での撮影では上記のような感じで反射が沢山あります。
フィルターをかざしても偏光調整をしていないので効果が出ていないのが上記の写真です、赤枠が反射光。
適度に前面フィルターを回して効果を出した状態が上の画像になります(この時、右手でiPhoneを持ち、左手でフィルターを回したのでちゃんと調整が出来ていない状態でもこれぐらいの効果が出る)
C-PLフィルターの弱点
弱点はレンズ自体が暗くなることでシャッタースピードが遅くなります。
三脚での使用なら問題は無いでしょうが、手持ち撮影の時は気をつけないといけなくなりますね。
なので室内撮影の場合で使うのであればISO感度が上がったりします。
また、太陽を背にして使うようで、太陽に向かってカメラを構えても効果は出ないようです。
実際には角度などで効果の差が出るようなので、完全に反射を除去出来るわけではない。
C-PLフィルターはレンズ保護にも良いんじゃないの?
今のところ屋外で撮影することが多いのであれば、一枚持っておいて損はないような気がします。
レンズプロテクターをつけていない初心者さんなら、つけておいて損は無いような気がします。
ただレンズプロテクターをつけた状態で、その上からC-PLフィルターを設置するのはやめましょう。
一眼レフにC-PLフィルターを設置
上記写真は初めて装着したところですが間違えました、何がってレンズプロテクターの上から装着しちゃいました(笑)
フードをしてからだと偏光調整が出来ないので、調整してからフードを付けて撮影しましょ。
C-PLフィルターが外れなくなったら輪ゴムを使って外す
どんな物でも良いんです、例えばレンズプロテクターでも、NDフィルターでも同じなんだと思うのですが、外れなくなることがあるんです。
で、もちろん僕もいきなりやっちまいました(笑)
フィルターは基本時計周りで絞まるように出来ているので、外すのであれば反時計回りにまわす事。
それでも取れない場合は、輪ゴムを最低2本用意して下記のようにセットする。
まず、外す必要のない部分に輪ゴムを設置する。
次に外したいフィルターの根元部分に輪ゴムを設置する。
今回はC-PLフィルターなので一番上の部分に、輪ゴムを入れても回ってしまうだけなので意味が無く、土台の外したくない部分に接している部分に輪ゴムを設置する。
あとはわかると思いますが、外したくない部分は押さえるだけで、外したい部分を半時計周りに回す努力をすると一瞬で回ります。
が、ここで注意、少しでも周り出すと土台との間に隙間がほんの少し出来ますがここにゴムが入り込むのでまた困りますが完全にまわる事が確認出来ていればゴムを切っても良いと思います。
そうしないと外すのが大変になっちゃいますから。
C-PLフィルターを使う時の注意は、外れない程度に締め、キツク締め付けないことだと悟りました。
購入したC-PLフィルターはこちら
購入時の注意点としては自分が使っているレンズのサイズが合う物を選ぶことです間違えると装着出来ません。
amazonに激安が沢山あります
上記のKenkoフィルターは高価です、なのでお試しで使ってみたい人はAmazonベーシックで沢山激安C-PLフィルターがあります。
それぞれサイズを間違えないように選んでみてくださいね、少ない投資で遊んでみて気に入ったら良い物をチョイスしましょう。
今回のまとめ
ようやく手元に届いたC-PLフィルター、屋外で撮影するのに是非使ってみたいです。
空気中のホコリなどに反射した光を抑えることで空がより青くなる写真が撮ってみたいですね~。
子供たちを公園で遊ぶ姿を撮影するのにも良いし気にいったら全てのレンズサイズで揃えたいです。
注意は外れて落ちない程度に締めないと外したい時に困るぐらいですね。
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