富士フィルムのX-Pro2を購入して使っているレンズは現在2本。
XF16mmF1.4とXF35mmF1.4、16mmのほうは最短撮影距離がXFレンズの中では一番寄れるレンズで、15センチほど。
XF35mmの最短撮影距離が28センチ、でももう少し寄りたいことが多い。
とくにお花などを撮影しているときである。
マクロレンズを購入すれば話が早いのでしょうが、そこにお金は使いたくないと言う、なんともワガママな話なんですが、そんなワガママを聞いてくれるカメラアクセサリーがありました。
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MCEX-11マクロエクステンションチューブが接写を可能にしてくれる
富士フィルムには2つのマクロエクステンションチューブがある
一つは今回ご紹介のMCEX-11ともう一つはMCEX-16と2つのマクロエクステンションチューブがあります。
どっちを買えば良いのかわからなかったので調べてみたのですが、アマゾンのレビューに「使用レンズの最短撮影距離よりも焦点距離で選ぶ方が良い」とありました。
そして「XF35㎜までならMCEX-11、それ以上ならMCEX-16」と書いている人がいたので単純に信じて今回はMCEX-11を購入。
僕はXF35mmまでしか現在所有していないからです。
MCEX-11は何が出来るの?
えーっとですね、簡単に言えば安価にマクロ的な接写が出来るアクセサリーと言うことです。
マクロレンズを買えばOKなんでしょうけど、XFレンズのマクロだと6万円ぐらいしちゃいます。
そんなお金はもったいない、使うかどうかもわからないレンズだからです。
でもMCEX-11なら9000円ぐらいで接写が楽しめると言うことになります。
MCEX-11を開封
![MCEX-11開封](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/DSCF6360-min.jpg)
小さいです、かなり小さい。
レンズ側及びカメラ本体側のカバーは付属していない。
しょうがないので元々入っていたビニールに入れて小さいポーチで当面は持ち歩くしかない。
![MCEX-11を横から](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/DSCF6361-min.jpg)
うーんこういうの初めて購入したんですが、単なる筒ですね。
![MCEX-11斜め](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/DSCF6362-min.jpg)
富士フィルムのサイトを確認すると、MCEX-11を装着するとピントの合う範囲が狭くなると言うことです。
それからこちらは純正アクセサリーなのでオートフォーカスなどは通常通りに動きます。
また撮影倍率や最短撮影距離も変わる、詳しくは富士フィルムのサイトで確認してみてください。
![接写リングの大きさ](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/DSCF6363-min.jpg)
車のリモコンキーと比較してもそんなに大きくないのがわかる。
これだと持ち歩きにも苦痛になりません、マクロレンズを購入するとお金もレンズ重量も大変になります。
MCEX-11を装着したXF35mmF1.4R
![MCEX-11を装着](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_0867-min.jpg)
設置して使い終わったら外しておかないとヤバイぐらい小さいです。
気がつかない可能性もあるぐらい小さい、この小さな物がそんなに違う世界を見せてくれるのか?とても不思議。
![MCEX-11と35ミリレンズ](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_0868-min.jpg)
実際にXF35を装着しても違和感がまったくない、色艶全部同じような感じになります。
MCEX-11の接写力を試してみた
XF35㎜までならMCEX-11ということで、35ミリでだけ試してみた。
16mmは15センチまで寄れますし、あまり必要を感じないので使うとしたら現在は35mmになるからです。
![接写テスト](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_0865-min.jpg)
上の画像は通常のレンズだけの時です。
そしてXF35の最短撮影距離近くまでリモコンキーを寄せてみました。
XF35mmF1.4 R の撮影倍率は0.17倍、最短撮影距離は28センチです。
数字だけだとピンと来ないので定規を当ててみるとだいたいそんな感じでした。
MCEX-11の装着することで変わるのは、撮影倍率が0.47倍で最短撮影距離が15.3センチになると書いてある。
16mmと同じぐらいまで寄れると言うことですね。
![接写出来る範囲に近くする](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_0877-min.jpg)
グググっとX-Pro2に寄せて来てだいたい15センチぐらいになるようにしてみる。
そして両方を撮影してみました。
![通常の写る範囲](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/DSCF6365-min.jpg)
上の画像は装着前の最短撮影距離での写真。
これがどれぐらいまで接写出来るかと言うと、こんな感じ↓
![接写後](https://cameraama.com/wp-content/uploads/2017/07/DSCF6368-min.jpg)
いやもう・・・もういいですw
これぐらい寄れちゃうともうお腹いっぱいです。
自分が思っていた以上に寄れちゃうことがわかりました。
試しに、写真はありませんが16mmにも装着したのですが、あまりにも寄れ過ぎちゃうわけで、本来の目的から離れてしまう。
フードを外して超接近するぐらいまで寄れるようになりますが、僕には必要が無いので16ミリでは使わないと思います。
今後56ミリとか90mmとか、50-140を購入するとすれば使い道が多いにありそうです。
56ミリだと通常70センチの撮影距離なのですが、MCEX-11を使うと28センチまで寄れるようになる。
50-140とか望遠レンズだとそれなりに必要な、撮影距離を縮めることが出来るのは結構嬉しい。
花畑などの通路で後ろが空いてない時にはとても助かります。
ひまわりとか、彼岸花、コスモスと控えていますから今から楽しみがまた一つ増えた感じ。
コスモスで接写してみました⇒「千葉の撮影スポット」印西市の牧の原公園コスモス | カメラアマ
マクロレンズを買わなくても良くなりました^^
おっちゃんさん
お久しぶりです。
おっちゃんさんがFUJIFILM エクステンションチューブMCEX-1を取り上げていらしたのを拝見し、以前から富士フィルムXシリーズ60mmF2.4マクロレンズの接写に不満(倍率1/2)があったので早速購入しました。ピント距離は最短で15cm~最長で50cm程ですが、接写効果は上がりました。
ありがとうございます。
マンタさんコメントありがとうございます
エクステンションチューブをマクロの代わりに使っているだけなのですが、参考になったようで良かったです。
まだレビューしていませんが、もう一つのエクステンションチューブも購入はしているのでそのうちレビューしてみますね^^