単焦点レンズは描写が良いからおすすめだと色んな所で読みます。
けど、はたして自分が好む単焦点レンズってどんなのが良いのかわからない。
カメラを購入したばかりで自分に合う(自分が好む)単焦点レンズの購入をためらっている方はいませんか?
予算はあるけどどんな単焦点レンズが良いのか・・・どの焦点距離を自分が求めているのかわからない?
24ミリなのか?35ミリなのか?50ミリなのか?、いやいやもっと広角の単焦点かも知れませんし、もっと望遠かも知れません。
そんな悩みを解決する方法がとっても地味かも知れませんがあるのでご紹介します。
(注意)以下の文章はすべてAPS-Cサイズでのお話になり、50mmならば(35mm換算で×1.5=75mmです)
Contents
過去に自分が撮影してきた焦点距離を確認して購入候補の単焦点レンズを選ぼう
過去の写真から自分好みの焦点距離を調べる
まずはじめに考えておかないといけないのは過去に撮影した自分の写真を調べることです。
写真には通常Exif(イグジフ)情報と言うものが記されているのでこれを確認していくことで自分の好みの焦点距離がわかります。
この情報の中には機種、撮影日時、画像方向、ISO感度、光源、フラッシュなどの情報が入っているので一枚一枚調べてみましょう。
もしわからなければF6 Exif の評価・レビュー – フリーソフト100の無料ソフトなどをダウンロードしてきて、写真を調べることです。
また写真の整理やアップロード先にグーグルフォトなどをお使いであれば、その中にも情報は表示されますので調べてみることをおすすめします。
初めての一眼レフで初めて調べるなら一日中撮影してみよう
描写の良い単焦点レンズが欲しいと言うことで過去に書いていますが、改めて自分の好きな焦点距離を今回は確認してみました。
確認方法は一眼レフカメラNikonのD5500をダブルズームキットを購入したときの標準ズームレンズです。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRIIを、一日中使って自分が好む写真の傾向を調べてみるのです。
ただし、わざわざその為にカメラを使うのは楽しくないです。
出来ればカメラを持って家族でお出かけして(お散歩やハイキング)その時々を自分の好きなように全て撮影します。
家に帰って写真をパソコンに入れてから調べるようにしないと、意識が焦点距離にばかり行くので自然な姿がわかりません。
焦点距離のサンプルは多ければ多いほど良い
出来れば撮影した写真をグーグルフォトなどにアップロードして、一枚一枚写真を確認していくことで調べることも出来ます(僕はこの方法で確認しました)
この時に十数枚ぐらいじゃなくサンプル写真は多ければ多いほど、自分の好む焦点距離の傾向がわかります。
それを一枚一枚調べて書き出してみるとわかることがあります。
写真の焦点距離を全て書き出してみる
かなり地味な作業ですががんばって書き出してみましょ。
房総の水仙と言うお花を見に家族で伺い、カメラには標準ズームレンズだけをつけて7キロほど歩き一日撮影をしました。
ピンボケなどを合わせて300枚ぐらい撮影しましたが、厳選して170枚程に絞り全ての焦点距離を調べてみた結果が上のとおりでした。
広くするか望遠か、、、そんなのばっかりでしたけどねw
18mmから24mmの広角側で55枚の写真、25mmから44mmで36枚、45mmから55mmの中望遠域で79枚とやはり自分的には50mm前後の写真が好きだと言う傾向がわかりました。
最近になって風景などの写真にも興味を持つようになり、広角の18mmから24mmもついで多いことがわかりました。
この結果から最初に購入する予定のレンズはやはり、50mmという焦点距離を持つ単焦点レンズなんだろうなと改めて思います。
広角側では20mm前後なら自分的に満足するのかな?
と言うこともわかりましたが自分的には、おそらく広角側のレンズは単焦点にはしないことになるでしょう。
なぜなら焦点距離が18mmの場合で44枚あるんですが、これ以下の数字が無いと言うことはこれで満足しているのか?はたまたそれ以上必要ないのかがわかりません。
また18から24mmまでの間の写真が少ないです。
反対に55mmは44枚撮影してそれに近い52ミリや48ミリ、50mmもそれなりに撮影枚数があるのでやはりこの近辺は好きなことが自分でもわかります。
35mm前後は自分には不必要なのか?
どこで読んだかはわかりませんが35mmって、一番売れているだろう焦点距離のレンズらしいんですが、僕はこの距離をあまり好まないみたいです(笑)
たぶん自分なりに中途半端な数字になっているのかも知れませんね。
ですから35mmぐらいの単焦点レンズをもし購入するとしても一番最後になると思われます。
こういう事がわかるだけでもレンズ選びには有利です。
ここでもし知らずに35mmの単焦点の評価が良いので購入していると自分的には失敗した~とボヤクことになるでしょう。
自分好みの焦点距離を知ることは大事
過去の写真から自分好みの傾向を探し出したら話は早いです。
50mmのレンズを購入したとして誤差5mmをどう考えるか?と言えば最後は自分の足でズームしたりするしかないんです。
単焦点レンズはズーム機能が無いわけですから自分が撮りたいと思う写真になるように動き回るしかありません。
いずれにせよ過去に沢山撮影した自分の写真を一度見直してみてはいかがでしょうか?
もちろん初めての一眼レフなら一日撮影してみて確認するも良しです。
初めての単焦点レンズの焦点距離への悩みは無くなると思いますよ~
(参考記事)AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G購入と簡単レビューと手軽な作例
(参考記事)D5500に単焦点レンズAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gの組み合わせが好き「作例多数」
今回のまとめ
単焦点レンズの作例を沢山見たり、聞いたり、読んだりしても意外とわかりにくいもの。
たぶんこのページに来た人は過去に沢山のブログやサイトで見てきていると思いますがそうじゃないですか?
僕はまさにそうだった(笑)だから最初に購入したレンズは一か八か状態だったのです。
少ないお小遣いをためて購入するので失敗したくないんですよね、気持ちはめちゃわかります。
出来る限り自分に合う焦点距離を把握して購入してみてくださいね。
ちなみに一番上の娘がしゃがんで撮影している水仙の花のシーンを見ていて気がついたんですが娘の好きな焦点距離は恐らくですが僕と同じような感じ。
ちょくちょくしゃがんで撮影しているシーンを見ていて気がつきました。
もしかしたらマクロなんかも好きかも知れませんね。
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