長い間ずっとほしいと思っていたレンズの中に超広角レンズがあります。
僕が使う一眼レフカメラはAPS-Cセンサーと言いまして、エントリーモデルのニコンD5500に着けたい超広角レンズを探しているわけです。
貧乏リーマンにも買えそうで、それでいて出来る限り広い範囲を切り取れる超広角レンズで、フィルターをつけられて、尚且つ自分へのおすすめを探してみることにしました。
同じように広角レンズが欲しいけどどうしようかな~?と思っているカメラ初心者さんに少しは響くことを願います。
尚、ニコンの純正レンズ以外のレンズ(シグマとかタムロン)にはキャノン用もありますから安心してください。
僕からの超おすすめとして結論を先に書いておきます↓(購入しました)
↑こちらのレンズがおススメです、理由は実際に10-20超広角ズームを購入して使っているからです。
価格的にも焦点距離的にも、カメラをはじめて間もない僕にも、とても使いやすく買いやすいレンズだからです。
特徴は、レンズを守るフィルターを装着できることと、ソレ以外の各種フィルター(C-PLなど)を着けることが出来ること。(個人的には一番大事な部分)。
手振れ補正はありませんが超広角レンズで、ブレはほとんど気にする必要がないこと。
APS-C専用レンズであること、ビックリするぐらい寄れること(接写出来る)、見えている以上に写る範囲が広いこと。
Contents
超広角レンズおすすめ8種類の中から僕が選んだレンズはどれだ?
超広角レンズってどんなだろう?
フルサイズ一眼レフだと焦点距離がおよそ35mm以下が広角域になり、およそ24mm以下が超広角域になる。
APS-Cサイズの一眼レフ(D5500とかα6000とか8000D)だと焦点距離がおよそ24mm以下が広角域になり、およそ16mm以下が超広角域になる。
但し厳密には定義が無いらしく人によっては認識が変わるようです。
フルサイズ一眼レフだととてもわかりやすい(レンズに書いてある焦点距離の表記がそのまま)のですがAPS-Cセンサーの一眼レフだと、今ひとつわかりにくい表記なので混乱しちゃいますよね。
35ミリ換算でニコンの場合だと焦点距離を1.5倍(キャノンだと1.6倍)すると出てくる数字、10mmだと10mm×1.5=15mmと計算します。
≫35mm換算と焦点距離と画角って何?カメラ用語は難しいも参考程度にどうぞ。
下記のイラストは同じレンズを使って撮影した場合の写る範囲を示しています。
APS-Cはフルサイズに比べて広角側に弱いと言う弱点があるので、超広角レンズも考えて購入検討する必要があるのです。
購入候補の超広角レンズあれこれ(ニコン用)
amazonのほしい物リストに入ったレンズを晒してみます。
後からアレコレ探すと手間なので、amazonのほしいものリストに入れておくととても便利ですから「ほしい物リスト」は使ってみてくださいね。
第1発目はニコンの新型レンズ
2017年6月30日発売、純正レンズなのに安価で評価もかなり高いレンズでうらやましいです。
星などを被写体にしないならこのレンズでOKですね。
けっこう沢山の広角レンズを欲しい物リストに入れていたんだな~と自分でも呆れてしまいます・・・
SIGMAが超広角レンズの本命か??
SIGMA 広角ズームレンズ 12-24mm F4.5-5.6IIDG HSM ニコン用 フルサイズ対応 670g 2011年8月26日
価格は61200円です。(amazon2016.3.7)⇒なんと値上がりしてます(amazon2018.7.13で79800円)
良いかも?と思ったレンズで理由はフルサイズ一眼レフに対応している点、もしかしたら近い将来フルサイズへ移行することを考えると考えちゃいますよね。
ですが、価格が高い為に断念しました、それから広角側が12mmの始まりがちょっとと言う感じです(APS-Cサイズで当分使う予定だから35mm換算で18mmになってしまうため)
どうせ購入するのであれば、10mmからが嬉しいわけでして、望遠側の2mmは気にしなくても広角側の2mmの差は大きいですよね。
SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM ニコン用 APS-C専用 520g 2009年7月3日
価格は44100円です。(amazon2016.3.7)⇒値下がり(amazon2018.7.13で39572円)
以前記事にしたニコンD5500キットレンズの次に購入予定の単焦点と広角レンズの紹介にも出て来たレンズですね。
F3.5通しの10mm始まりの超広角レンズ、この価格でフルサイズに対応していれば尚可です。
僕の中ではコレが一番お値段的にも、ネットの評価的にも良いかも知れないと思うレンズです。
そしてレンズフィルターも取り付け可能と言うことないですね。
SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM 555g 2010年 5月28日
価格は51160円です。(amazon2016.3.7)⇒これまた値上がり(amazon2018.7.13で56184円)
どうせなら8mm始まりのこのレンズも捨てがたいのです。
これ以上のものが無いからですが一つ弱点があって、レンズプロテクターなどのフィルターが付けられないのです。
ガサツな僕にとってはちょっと怖いです、レンズをぶつけそうで・・・ただ超広角の写真は見ていて気持ちが良いのは確かですね。
どうしても作例を見ているとこのレンズの作例を見ちゃう自分がいます。
超広角大好きさんなら迷わずコレでしょう。
純正の広角レンズ意外に用が無い人ならこちら
新型AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR 230g 2017年6月30日発売
ニコンDXフォーマットの新型超広角レンズが登場しました、今まで純正だと価格が高くて手が出なかった。
でもこちらのレンズは価格も手頃、軽量、評価も高いし文句無い。
うーんもっと早く出して欲しかったな~
注意点は使えない機種があるようですので要確認、D5500やD5600などには使える事が判明。
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED DXフォーマット 460g 2009年5月1日
価格は104970円です(amazon2016.3.7)⇒(Amazon2018.7.13で92580円)値下がりしています
うーん正直言えばこれが一番欲しいレンズになりますが、お値段倍ですよ倍!しかもフルサイズに対応していないのが残念。
さすがに10万円出してまで欲しいか?と聞かれたら「いらないです」と答えるしかない貧乏人です。
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED DXフォーマット 485g 2003年2月20日
価格は103000円です(amazon2016.3.7)⇒(Amazon2018.7.13で118800円)値上がりしています
F4通しの超広角レンズですね~こちらも10万円ですからね、純正に強いこだわりがある人ならこれとすぐ上のレンズの2択以外無いでしょう。
ですが僕には高嶺の花になってしまいますね、それからかなり発売日から経っているのが気になるところです、そろそろ新しいが出てくるかも。
あとは星の撮影にも使いたいので遠慮しておきましょう。
ネットで評価が高いトキナー製の広角レンズ
AT-X 116 PRO DX Ⅱ F2.8 APS-C用 50686円 550g 発売日:2012年4月7日
価格は50686円(amazon2016.3.7)⇒(Amazon2018.7.13で49400円)値下がりしています。
トキナーと言うメーカーなんですが11mm始まり・・どうせなら10mmが良かったです。
ネットの評価はコストパフォーマンスは良好のようでF2.8通しで使えるので星とか撮影しやすそうです。
AT-X 12-28 PRO DX F4 APS-C用 48200円 530g 発売日:2013年4月25日
価格は48200円(amazon2016.3.7)⇒(Amazon2018.7.13で45828円)値下がりしています。
同じトキナーの12mmはじまりのレンズですが、望遠側が28mmまでありますのでかなり便利かも知れません。
ネットの評価はコストパフォーマンスが良好のようでかなり良いらしいです。
安価で手が出しやすいタムロン製の広角レンズ
SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII APS-C用 39075円 406g 発売日:2008年10月23日
価格は39075円(amazon2016.3.7)⇒(Amazon2018.7.13で37006円)値下がりしています。
こちらもサードパーティ製で最後はタムロンさんの超広角レンズです。
この中では一番値段的に安いレンズですね。
ネットの評価としては高く無いらしいですが、カメラ初心者さんが買うなら値段的には丁度良いのかも知れません。
まずは使ってみないことには話が先に進みませんからね。
2017.2.8追記
タムロンさんが後継機の新型レンズを投入してきました。
10-24mm F/3.5-4.5 DiⅡ VC HLD (Model B023)←タムロンさんのニュース記事です。
発売はニコン用が2017.3.2でキャノン用が2017.3.23と言うことです。
希望小売価格は70000円、価格.COMで調べると現在値で55890円。
APS-C専用のレンズと言うことで、検討している方は少し待ったほうが良いかもしれません。
新型へ行くならそれも良し、新型が出て旧型の値崩れが起きるならそれも良しです。
広く撮りたいダイナミックに撮りたいなら超広角レンズ
最近は風景などを撮影することが多くなってきたので、標準ズームの18mm(35mm換算で27mm)を使うことが多いのです。
ですが、これよりもっと広角になる超広角域での経験が無く、はたして購入していいのかがわかりません。
普段使いとしては使いにくいかも知れないので、そう簡単に手が出ないのです(出来れば購入して失敗したくないから) もちろん価格の問題もありますしね(大問題ですよ)
なのでどうしても標準ズームの画角が気にいらない、もっと広く撮りたいとかダイナミックに~などの欲求があるのであれば即買いで良いと思います。
そこで次に考えるのが安価なものでまずは試してみるのか?
純正にこだわり高価なものに手を出すのか? いやいやそもそもAPS-C専用じゃなくフルサイズ対応で行くのか?を考えて悩むのです。
広角レンズの買い方は人それぞれだけど
1.安価なものでまずは試してみたいなら価格帯3万円台~5万円ぐらいまでの物を検討する。
2.純正なら2択しかない
3.フルサイズ対応なら一台しかないSIGMA 広角ズームレンズ 12-24mm F4.5-5.6IIDG HSM ニコン用 フルサイズ対応 上記のレンズはキャノン用もありますよ~。
シグマ12-24mm F4.5-5.6IIDG HSMになるがせっかくの超広角レンズなのですから12mmは悲しいですね(APS-Cとして使うのであれば)
サードパーティー製の超広角レンズって、何故かフルサイズ対応がほとんど無いのが現状です。
もし近い将来フルサイズ一眼レフへ移行を考えているのであれば、少し待ちフルサイズを購入してからでも遅くは無いと思います。
たぶんここが分かれ道なんだろうなと感じます、今のままAPS-Cサイズの一眼レフで遊ぶのかフルサイズへ行くのか?
結構重要な部分です、ここでAPS-C専用レンズを購入すると遠回りしちゃうことになるので悩むのですよね。
ちなみにAPS-C専用レンズをフルサイズ(ニコンD750)に装着すると、盛大にケラレが出ちゃいます。
実際にフルサイズに装着して試してみました↓
D750にAPS-C専用広角レンズを装着!フルサイズ対応レンズが無い(泣) | カメラアマ
僕のおすすめ超広角レンズはこれだ!
以上のことから先を考えない(APS-Cからフルサイズへの乗り換えなど)でレンズを買うなら性能・価格などを十分に考慮してもSIGMAのレンズが一番だろうと思いました。
安価なもので十分だ・APS-Cに割り切る・サードパーティ製レンズで十分・広角に手振れはいらない・・としてやっぱり以下のレンズに落ち着きました。
SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM ニコン用 APS-C専用 、もちろんキャノン用もあります↓↓↓ 焦点距離は10ミリから20ミリ(35mm換算で15mmから30mm)
今使っている標準ズームが18ミリ始まりなので丁度良い感じの画角(写真の写る範囲)になる。
価格は今回掲載したものの中では下から2番目の安さ、ちょっと設計が古いことが難点、重さが520gは仕方がない、また手振れ補正がついていないのですが広角レンズの場合は必要性が無い。
フィルターも装着できるしとても良いと思いました、また星空や天の川撮影にとってF値が3.5なのも良い。
星空や天の川撮影をしないのであれば、絞りを絞ることが多い(風景や夜景など)と思うので、F値は4などでも十分だろうと思われます。
また最近値段が下がっているようですし言うことないです。
今回のまとめ
強烈なパースのついた空や雲の写真にめちゃくちゃ憧れますし、寄っても広く撮れるし、普段使う標準域のレンズとは明らかに違う。
大好きな星空や天の川撮影でぜひとも雄大な写真なんてのを撮ってみたい願望ってありますよね?・・・僕だけ?
そんな時は絶対標準ズームよりも広角レンズの出番だろうし、建物や都心の夜景にも使えるので是非とも欲しいレンズです。
現時点で望遠ズームレンズよりも欲しいのはやっぱり広角、まだ見ぬ世界を早く体験してみたいです。
お読み頂いてありがとうございます。
ミラーレス一眼用のレンズ選びも結構悩んで購入しています。
以下に僕が購入した超広角レンズの関連記事を記載しておきました、気になる方は読んでみてください。
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